Redmi note 12 turbo(Poco F5)のレビュー

どうも、タピオカパンです。

新しいスマホを買ったのでサクッとレビューしたいと思います。

 

今回、紹介するのはXiaomiから販売されているRedmi note 12 turboというスマホになります。

 

購入した理由は2年半使っていたRedmi note 9Tというスマホの処理落ちが酷くなってきたからです。

まだ現役はれそうなスペックではあるのですが、メインメモリが3.5GBしかなく、android12にアップデートしてからというものアプリケーションの動作に支障が出てくるなど、RAM不足が深刻になってしまいました。

そこで今後2年以上はストレスなく使い倒せる格安スマホとして3万円台で購入できるRedmi note 12 turboに目を付けたわけです。

 

この機種のグローバルモデルはPoco F5という名称で販売されているので通常はこの機種と言えばPoco F5のことを指します。

ですが今回、自分が購入したのは中国限定版のRedmi note 12 turboの中身のOSをグローバル版に書き換えた特殊な個体になります。

とは言え、一般的にはPoco F5で通っていて中身は同じなので以降の呼称はPoco F5とさせていただきます。

 

最低限の説明を終えたところでスマホの紹介に移りたいと思います。

 

 

外見

 

外箱はこんな感じです。

 

 

中身のスマホはこんな感じです。

 

 

外見の特徴としては、家族に「カメラ多くね?」って言われました。

 

 

スペック

 

画面:6.7インチ有機EL

Soc:Snapdragon 7+ gen2

RAM:LPDDR5 12GB

ストレージ:256GB

カメラ:広角+超広角(手振れ補正)

 

今回のスマホのきもはここです。

前任のスマホの性能と比較するとCPUは2倍、GPUは4倍、メモリは容量3倍(速度1.5倍)、ストレージ速度は3倍(容量2倍)です。

このスペックのスマホは日本では10万円代前半で売っているのですが、今回購入したPoco F5は3万6千円でした。

な、何を言っていry...みたいなポルナレフ状態になりそうなくらいの価格破壊です。

これなら財布は痛まないので購入に踏み切りました。

 

こちらは歴代スマホのAnTuTuソフトを基準にした性能表です。

順調にスペックを伸ばせてます。

数値通りだとねずみ講というか指数関数みたいな伸び方をするので対数表現にしました。

 

こちらはGeekbenchソフトを使ったCPUの性能テストです。

 

2021年から2022年発売の4万円のスマホがシングル800、マルチ2000なのでほぼ倍の性能があります。

最近では技術的な限界もあって性能を倍にするのが困難になりつつあるで感心しています。

しかもメインメモリの容量とストレージ速度は3倍なのでスマホの動作にほとんどカクつきがなく快適。

 

実際のゲームの様子(FGO)

redmi note9T

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Poco F5

youtu.be

一見地味な差ですがロードで躓いてないのが見て取れます。

FGOなどのキャラゲーはショップやアイテム、クエストの切り替え時にストレージからデータを頻繁に引っ張り出すのにそれなりのロード時間を挟む必要があります。

なのでストレージ速度が3倍になっているのが地味に効いているのだと思います。

FGOはロード地獄なのでロード時間が半分以下に短縮されているのでこの差は大きいです。

 

実際のゲームの様子(原神)

redmi note 9T

youtu.be

Poco F5

youtu.be

これは流石に比較にならないです(笑)。

前任のスマホはRAM不足もあってハリボテみたいなテクスチャに画質を落とし込んだ紙芝居状態にしてやっと動く状態なので差は歴然としてます。

 

 

画面

 

有機ELになったのでコントラストアプリを挟まなくても寝る前や寝起き時にスマホ画面の明るさにバルスされなくなりました。

有機ELは液晶以上に色味を維持しつつ暗くできるのでこの点は使い勝手が向上してます。

 

 

カメラ

 

カメラは三つありますが大きい方が二つで一つのカメラなので、カメラは実質二つです。

画質は順当に向上していて三代前のスマホ以来の手振れ補正が復活しました。

これならブレブレでもそれなりの写真が取れそうです(下手クソか)。

 

 

電池

 

電池容量は5000mAhです。

スマホの電池容量は5000mAhが最大クラスなのでこれ以上の性能を求めるのは物理的に不可能です。

 

通信

 

 

Redmi note 12 turboはプラチナバンドであるBand8Band19に対応しているのでドコモとソフトバンクで使うのが適切です。

AU回線ではプラチナバンドが使えないので僻地で圏外になる確率が高いく相性はよくないです。

一方のグローバル版であるPoco F5はBand19にも対応していないのでこちらは実質、ソフトバンク専用です。

 

 

Wifi光回線の上限速度近くまで出せてるので問題ないと思います。

 

 

まとめ

 

スペックを気にしない人には少し安っぽい見た目のスマホに感じられてしまうかもしれませんが快適性や経済性を求める人には極めて高いポテンシャルがあると思いまいました。

自分は余裕のあるこのスマホで3年は戦っていきたいと考えてます。

 

 

注意

 

今回紹介したスマホ群は日本の技適という規制法の許可を受けておらず国内で使用することはかなりグレーです。

また、先の説明の通り、対応している通信バンドに違いがあることやOSの書き換えの必要性があって万人向けではありません。

知識的にわからないことや整備の失敗の可能性が出てくるということです。

そのため、初心者の購入は決してお勧めしません。

あくまで今回のレビューはその手のガジェットの扱いに詳しい人や自己責任で購入したい人向けの記事であることをご承知ください。

TP-Link Archer AX73のレビュー

どうもタピオカパンです。

今回(初回投稿)は1年前に買ったTP-LinkのArcher AX73という無線LANルーターをその前に使っていたエレコムルーターと比較して今更レビューしたいと思います。

 

TP-Linkは近年台頭してる中華のネットワーク機器メーカーです。

Archer AX73はそのTP-Linkが2021年に発売した無線LANルーターになります。

 

中華製と聞くとバックドアがあるんじゃないかとだいたいの人は勘繰ってしまうと思います。

まあ、それは当然の防衛反応だと思います。

自分も完全には信用していませんが今のところ、この機器に関しては問題はないとは思います(テキトー)。

 

ちなみに一般的には中国メーカーさん達は国外向けに正規販売する製品には基本的に細工していないが中国内向けはその限りではない言われます。

今のところ私が知っている限りだと、この手の問題ではっきりしているのは、中華製スマホに搭載されるプリインストールアプリは危険なので使用厳禁という感じですかね。

 

なのでこの記事は中華製はNGじゃない方がメインになります。

と不安を煽ったところでレビューに移ります。

 

〇外観

 

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こちらが製品のパッケージになります。

以降は基本的に公式のイメージを利用したいと思います。

何故かというときれいな写真撮れるようなカメラと技術がないからです(笑)。

 

こちらのパッケージは持ち抱えるくらいの大きさがあります。

国内メーカーの無線LANルーターは片手で持てるくらいの大きさの物が一般的なのですが、こいつはルーター自体が大きいのとメーカーの社風もあってかとにかくデカいです。

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こちらが製品の外観です。


13インチのノートパソコンと同じくらい場所を取るサイズになります。

背中に画鋲やビスで壁掛けできる穴が二つあるので置き場に困る際は壁掛けも可能です。

最近は縦置き用のアタッチメントも別売されています。

それだけ無線LANルーターとしては大型の部類だと言えますね。

 

〇仕様

・規格

IEEE 802.11ax/ac/n/a (Wifi6)

Wi-Fi速度

5GHz 4804Mbps

2.4GHz 574Mbps

・ポート

1ギガビットWANポートx1

1ギガビットLANポートx1

USB3.0ポートx1

 

〇個人的な目新しい主な機能

・WPA3

・v6プラス

DS-Lite

・Wifi5世代のルーターと比べた際の設定項目の多さ

 

〇使ってみた時に思ったこと

 

まず、Wifiが実力いかんなく発揮できるように設定するところから始めました。

実は初期設定だとだいたいの項目が自動なんですが、その自動化が未熟なせいか全力を出せない感じになってるんですよね。

なので、まずは5Ghz通信のチャンネル幅を160Mhz、2.4Ghz通信のチャンネル幅を40Mhzに固定してスマートコネクト機能をオフにしました。

この問題は他のメーカーの同様の機能でも同じことが起こると思います。

こうして勝手に帯域が減らされたりチャンネルが切り替えさせられたりする事案を阻止して通信速度を最大化させました。

 

ちなみにこの設定は遠くの部屋で通信する際に通信速度や安定性が落ちる可能性があるというデメリットがあります。

はっきり言って性能をフルで使わなくてもいいオタッキー(死語)じゃない人にとっては無駄な作業です。

 

ではさっそくこのルーターの性能紹介に移りたいと思います。

 

〇通信テスト

 

テスト内容ですが、まずは60坪の戸建ての一階の端に購入したArcher AX73(Wifi6世代)と前任のルーターであるELECOM製WRC-2533GST(Wifi5世代)を設置します。

次に子機側の測定地点は一階の反対側の端の部屋と二階の反対側の端の部屋の二か所としました。

Wifiにとってはなかなかの壁と距離があります。

子機は最大2403Mbpsで通信できるAX200を搭載したノートパソコンを使用し、160Mhzの帯域をフルで使うように設定してあります。

それでは二つのルーターを実測値を比較したいと思います。

 

・一階の反対側の端の部屋

 

WRC-2533GSTの通信速度(5Ghz)

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Archer AX73の通信速度(5Ghz)

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圧倒的じゃないか、我が軍は!

 

WRC-2533GSTの電波強度(5Ghz)

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Archer AX73の電波強度(5Ghz)

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電波の強度は15デシベルの差が出ましたがこれは倍率に直すと約32倍差というとんでもない差です。

主な原因としてはAX73が電波の指向性が強い大型アンテナを使っていたのに対して、2533GSTが無指向性の小型アンテナを使っていたのが大きいと思います。

電波はアンテナが大きければ大きいほど性能が上がるという当たり前の事実を地で行ってますね。

 

・二階の反対側の端の部屋

 

WRC-2533GSTの通信速度(5Ghz)

電波拾えませんでした!

Archer AX73の通信速度(5Ghz)

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そもそもWRC-2533GSTでは電波すら拾うことができなかったのでWRC-2533GST比で∞倍ですね!

 

WRC-2533GSTの電波強度(5Ghz)

このPCでは拾えませんでしたが他の機器だと拾うことが出来たりしました。

実験に使ったノートパソコンは-85dBmあたりで電波を拾えなくなるようなので恐らく-90dBm当たりではないかと思います。

Archer AX73の電波強度(5Ghz)

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AX73は通信可能な電波強度ですね。

 

〇性能について

 

もともとネット上でもWRC-2533GSTは安かろう悪かろうな悪評のルーターだったのでAX73に替えた際の性能の飛躍が凄かったです。

機器の基盤キレイ(エレコムのは錆と指紋だらけだった)だしWifi6になって耐ノイズ性能の向上したし大型アンテナの恩恵がもろに出た性能テストでした。

やはり大きいアンテナは大正義ですね(大事なことなのでなn...)。

しかも、WRC-2533GSTは2週間に1回フリーズするのに対してAX73は1年使ってみましたがまだフリーズは一回もないので安定性も圧倒的です。

総評としてはWRC-2533GSTのせいで次世代機に期待するハードルが下がり過ぎていたので期待以上のもでした。

 

〇機能について

 

ぶっちゃけ他はほぼ初期設定のままなので機能らしい機能は使ってないです。

 

セキュリティ規格としてWPA3が新しく利用可能ですが古い機器がセキュリティで弾かれてしまうのでうちでは実質的に利用不可でした。

これはどのメーカーの新型ルーターにも共通する問題です。

 

他にもV6プラスやDS-LiteなどのIPoE機能が利用可能なのでフレッツ光コラボの回線で利用可能です。

ネット上ではこの機能に不具合出るとちらほら報告されてますが、兄弟の新居の回線新設の際に設定しましたが問題は何も起きてないですね。

まあ、うちはAU光なのでIPoEどころか二重ルーター化を避けるためにルーター機能自体切ってますが。

 

また、Wifi5世代機に比べて豊富な設定項目が目を引きますね。

個人的には定期的な再起動設定など、機器の安定化などに使える項目は今後使う機会がありそうに思います。

ログ表示の項目もあるのでエラーや不具合の際はここを見ればいつ何が起きたのか推測できます。

 

〇総評

 

買ってよかった(長いスピーチ大嫌い)。

自分からは以上になります。